インターネットのECサイト、日本では楽天市場、Amazonなどが有名です。ECサイトの強みはなんといっても「価格」です。店舗で購入するよりも低価格で販売をしています。これは、店舗の維持費、人件費が必要なく、Amazonに関しては自社の倉庫を持っていますので、自分で在庫を抱える必要がないので、その分安く商品が販売できるそうです。これは、ブランド買取の業界でも同じです。今回は無店買取店の方が高く売れる理由を紹介していきましょう。

無店舗化でコスト削減!

現在、ブランド買取業界でも無店舗化が進んでいます。店舗は店舗ならではの良さがあります。やはり、買取希望者の目の前で査定をしてくれて、どうしてこの査定額になるのかを丁寧に説明してくれ、そこからの価格交渉というのはブランド買取のある種1つの楽しみであり、山場でもありました。

しかし、インターネット全盛の時代、店舗買取よりも宅配センターに直接ブランド品を送っていただくことで、その分、高額で買取ができるようになりました。インターネットがまだまだ、専門性の高いものだった頃から比べてみると大きな変化です。以前なら、本当に大丈夫と聞かれるような行為です。

現在は、スマートホンのような端末で、日本中どこからでもインターネットに接続できるほど身近になっていますので、インターネットを使ってブランド品の買取もそこまで警戒する必要はなくなってきたのでしょう。

さて、話を戻しますが、インターネットを利用すると、宅配買取センターという場所にブランド品が集められて、そこで査定を1つ1つ丁寧に行っていきます。有人店舗を間に挟んでいませんので、その分、ブランド買取価格に還元をすることができます。

有人の店舗は、やはり店を開いている間は電気、水道、ガス、店舗の家賃、人件費などが何もしていなくてもかかってしまいます。そのため、店舗でのブランド品買取を希望された場合、店舗の維持費分の利益を出す必要がありますので、無店舗買取店と比べると、買取額は低くなってしまうのです。

無店舗のネック

もちろん、無店舗での買取にもデメリットがあります。それが、前述しましたが買取時のコミュニケーションです。店舗買取であれば、ブランド品を目の前にしてあれこれ査定額について話すことができますが、無店舗店の場合はこのコミュニケーションが難しくなります。

どうしても、対面のようにすぐにレスポンスをすることができませんし、メール査定やLINE査定の場合では、文章でのやり取りになってしまいます。電話査定でも目の前に商品がないので、どうしても査定額の齟齬や相違などが発生してしまいます。

スタッフはそのようなことがなるべくおこらないよう、全力をコミュニケーションに傾けてはいますが、対面で商品を手にして話すときと比べてしまうと、やはり不満点を抱かれてしまうことが多くなります。

つまり、無店舗でのブランド品買取の場合、スタッフのコミュニケーション力が対面と比べると劣ってしまう分、買取り価格として反映させているわけです。手軽さに関しても、わざわざ店舗に出向く必要もないので気軽ではいいのですが、納得いくまで交渉をしたい場合、店舗での買取がいいのかもしれません。

まとめ

店舗での買取の場合、店舗の維持費用、そして人件費用が何もしなくてもかかってしまいます。そのため、最低でも店舗の維持費用と人件費用分の利益を出す必要があります。その結果として、無店舗買取店と比べてしまうとブランド買取価格を安く抑えなければなりません。

人件費、店舗維持費がかからない分、無店舗買取の方は買取価格を高くすることができますが、コミュニケーションに置いてはどうしてもすばやいレスポンスをすることができません。その点、不満を残す可能性があります。