ブランド品を高価買取する業者は、薄利多売の傾向があります。そのため、自社でダイレクトネット通販サイトを運営している業者ほど、ブランド品を高価買取する傾向があります。
2つのルート
ブランド品の買取店は、ブランド品を買取ってばかりでは商売が成り立ちませんので、買取ったブランド品を販売します。そして、その販売ルートは大きく分けると2つのルートに分類することができます。
つまり、同業者へ買取ブランド品を卸す場合が1つ。もう1つが、自社のネット通販サイトで直販するルートです。
同業者へ買取ブランド品を卸す場合、その業者が全国規模の販路を持っていて、常に利益を出しているのであれば、買取ったブランド品を卸すことができるでしょう。しかし、そのような同業者は自社でも買取をおこなっているケースがありますので、わざわざ卸してもらう必要性というのは少なく、利益にはつながりにくいのです。
一方、ネット通販サイトを自社で運営している場合、同業者の売上などに左右されない確固たる販売ルートになります。そのため、買取をしても販売をすることができないリスクが低くなります。
しかも、ネット通販サイトは現実に店舗を持つよりも維持費が安くて済みますし、日本国内、場合によっては海外在住の人までを相手に販売をすることが可能です。そのため、ブランド品の高価買取の条件である薄利多売を実現することができます。
薄利多売が有利
薄利多売とは、1個1個の商品の利益は少なくしつつ、商品を多く売ることで最終的に大規模な利益につなげるという考え方です。これはブランド買取には非常に重要です。つまり、薄利多売の店は、ブランド品を高い価格で買取ってくれる傾向があります。
買取価格を高くして、ブランド品を販売すると、1個のブランド品があげる利益というのは少なくなりますが、多く仕入れて多く販売することができれば、薄利多売を実現し大きな利益に繋がります。
そして、薄利多売をするためのツールが、ネット通販サイトなのです。買取ったブランド品をすぐに販売することができる自信のある自社ダイレクトネット通販サイトを運営していれば、同業他社に卸して利益を上げるよりも確実に儲けを出すことができるのです。
同業他社の売上やご機嫌に左右されることもない確実な収入源を持つことで、ブランド品買取業者は強気な価格でのブランド品買取を実現することができるのです。
まとめ
ブランド品買取のルートは2つあります。
- 同業他社に卸しして販売してもらう
- 自社のダイレクトネット通販サイトを利用してすぐに販売する
この2つルートです。同業他社に卸して販売してもらう場合、同業他社の売上やご機嫌など、その時の情勢により売上が左右されますので、ブランド品を高価買取することは難しくなります。少しでも安い価格で購入して、少しでも高い価格で卸すという商売方法になってしまいます。
一方、自社のダイレクトネット通販サイトを持っていれば、他社に左右されることない販売ルートを確保していますので、高価買取を期待することができます。